jubu-chan’s blog

体験記 ~人生いろいろ~

誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん⑥

2015年11月4日(水)にバイク事故によって起こった
記憶喪失劇!

2015年11月8日(日)

 

友人達が帰っていったあと

 

「そういえばね」

 

「昨日、お婆さんが迎えに来てくれたんですよ!せっかく迎えに来てくれたから、断るのは悪いのでいってきました。」

J「行っちゃだめだって言ったじゃん」

 

しかし、この段階で私が想像していたことと違ったから安心!

お婆さんと出かけて行ったら逝ってしまうと思っていたから、ここで父と話せているということで予想は外れて拍子抜け

が…そう単純じゃなかったのです"(-""-)"

 

父「私と隣の部屋の人と一緒に正面玄関に行ったら、沢山の人が来てました!みんなキレイなところへ行きたいんですね!」

J「隣の部屋の人なんて知ってるの?」

「お婆さんと一緒に迎えに行ったので知っていますよ」

「玄関に行ったら、3人知ってる人がいたんです!」

J「知ってる人?顔とか名前がわかったの?」

「いや、顔はわかったのですが、名前はわからなくて、誰かもわかりません。でも、名前は教えてくれました!その3人がキレイなところまで行っちゃダメって言うんです!」

J「その3人の名前は誰だったの?」

「えーっと、〇〇さんと、〇〇さんと、〇〇さんって言ってました。誰なんでしょうね?看護師さんは(Jのこと)知っていますか?」

J「……………」

「………」

「…………」

 

J「それは、あなたのお父さんと、親戚の叔父さんと、お友達だよ」

「それで行ったら危ないって教えてくれたんですね!隣の部屋の人はキレイなところへ行っちゃいましたよ。大丈夫ですかね?」

 

でも…その3名とも、既に他界しているんですが……

わかる顔があったのはプラスだけど、この話はなんだ…

作り話か?

何度も言うがこわい…

 

それだけでは終わらずお婆さんと出かけた、3日後、隣の部屋の方はお亡くなりになりました。。。

更に綺麗なところに行くのを決めるのが3日後だからなの?

わからない…

一体…なんなんだ…

 

お隣の方がお亡くなりになったことを父に告げると、綺麗なところへ行ったんですね?!って納得している(*_*;

 

父よ…3人の言うこと聞いてキレイな所へ行かなくて良かったね…

もう、お出かけはしないでくれ…

 

まだまだ続く記憶喪失劇!

 

 

 

 

 

誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん⑤

2015年11月4日(水)にバイク事故によって起こった

記憶喪失劇!

2015年11月8日(日)
この日は仕事が休みの為、母と旦那様と祖母とそろって病院へ!
到着するとやはりテンションが高い!

点滴で頭を覚醒させているせいか…薬ってすごいな…

 

この日は父の若き頃からの友達が来てくれました!(感謝)

しかし顔も名前もわからない…

ただ、冗談を言い合える関係だと言うことがわかる様子(^^♪

 

楽しそう(#^^#)

 

しかし!

急に目の上あたりで本のページを開いてるジェスチャーをし始めた!!!!

 

J「何してるの?」

「この人(友達の一人)を見てると…ほらここのページ!東京都足立区〇〇〇〇-〇-〇って載ってる!それと03-〇〇〇〇-〇〇〇〇って書いてあるよ」

「(笑)うちの住所電話番号だよ(笑)なんだよ、それ!すごいな」

 

もちろん、アドレス帳がそこにあるわけではなく、ジェスチャーだけ!

なんだこれ?!

 

「あなたは〇〇〇〇って載ってます。」

「それはうちの車のナンバーじゃん」

 

こうして全員の住所電話番号車のナンバー生年月日を言い当てたのです!(^^)!

これは記憶が戻ったとか、思い出したとかそうゆうのじゃなくて、そもそも、そんなの記憶してないでしょ?!

っていうことで逆にこわい…

 

けれど、友人と話している時はとても楽しそうで、なんだかその姿を見て泣けてきた( ;∀;)

 

早く元に戻ってくれーーーー

 

そうして、友人達が病室を後にし楽しいひと時が終わって一息つくと…

前日のお婆さんの話を父が始めたのでした!

 

お婆さんのお話は次回!

 

まだまだ続く記憶喪失劇!

 

 

 

 

 

 

誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん④

2015年11月4日(水)にバイク事故によって起こった記憶喪失劇!

 

2015年11月7日(土)

仕事を半日で終えて、旦那様と病院で母と合流!

この日の父はとてもテンションが高く、とにかく笑う笑わせる

話し方は全て敬語で、やはり私達が誰かというのは思い出せない

 

手がすごく震えている…

足がマヒしてるような歩き方をしている…

 

そんな足を引き釣りながら、病院の外へ歩いていってしまう!

 

「ここはわかります。あそこの角を曲がると…あそこを向こうに行くと…」

 

あれ?

なんか思い出してきてるの?

記憶が戻るの?戻ってるの?

父は何か思い出せそうなのか、すごく興奮して病院から離れているようとしてしまう…

なんとか連れ戻して病室へ

 

すると病院の周りの地図を描き始めた!(^^)!

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病院の周辺地図

 

さらに、この日は母が握ってきたおにぎりを食べた!

 

「これはおいしいです!毎日これが良いです!すみませんが、明日もお願いできますか?」

 

バイク便の日は毎日、母のおにぎりを食べていた!

味覚の記憶もあるのかな?

 

「そうだ!!昨日の夜、またあのお婆さんが部屋に来たんですよ!」

👆誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん②で登場

J「また迷っちゃったの?」

「違うんです!お誘いでした!綺麗なところへ行ってくれるそうです。遠いらしいです。忘れちゃうんでメモしました(#^^#)」

 

父「えーっと!出発したら戻ることは出来ません。キレイな所に行くには3日間かかります。更に綺麗なところに行くと46日間かかって、合計で49日間です。」

J「ちょちょちょちょ、こわい…こわいから!」

「こわくありませんよ!すごくキレイな所だとお婆さんは言ってました!3日間かけて行って更にキレイな所には行かずに帰ってくる場合は7日間かかるそうです。なので出かけてからちょうど7日間です。集合は玄関に2時半です。ずっとここに居るのはつまらないので、行ってみようと思います。」

J「いや、行かないほうがいいと思うなぁ。そんな夜中に出かけたら看護師さんびっくりしちゃうし、迷惑かけるよ!絶対に辞めたほうが良いよ!」

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お婆さんのお誘いメモ

 

なんだかとんでもない話をされながらも冷静に引き留めたが…

果たしてこれは、どこまで本当の話なんだろう…

わからない…

でもこわい…

 

その後突然!

紙に沢山の数字を書き始めた"(-""-)"

今度はなに?!

 

J「なんの数字?」

「わかりません。急に頭の中にでてきました。」

 

一生懸命解読!

家族の誕生日だな!

これは記憶が戻ってくるぞ!

後少しだ!がんばれーー(@^^)/~~~

と少し安心したのに…

まだまだ続く記憶喪失劇!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん…③

2015年11月4日(水)バイク事故によって起こった記憶喪失劇!!

 

2015年11月6日(金)

前日、母が同病室に泊まることになった!!

自分の嫁だと思ってない父はひどく迷惑がった"(-""-)"

面会時間い私が到着すると、二人とも、疲れている様子……

 

病院内のコンビニへ買い物に出かけてみることにした!

しっかり買い物の仕方もわかるし、金銭の支払いも出来る

ちょっと安心(^^)

 

ところがっ!!

 

目をうたがった………

 

待合室にある水槽に手を入れようとしてる…

寸前で手をはらうことが出来て免れた!

 

が…止めなかったら絶対に手を入れこんでいた*1

 

「なんで手入れようとしたの?」

「水に入りたいです。泳ぎたいです。・・・・・もしかして…私は魚ですか?」

 

 

ここで事故前の父の話を!

 

平日は東京でバイク便のドライバー

土日や長期休暇の時は館山でキューバーダイビングのインストラクター

東京と千葉を行ったり来たりする生活を送っていました!

 

だからって……

 

自分が誰かわからないからって……

 

さかな……魚………

 

ボケたのか?

いや…本気だ…

 

ただそんな父が一つだけ、この日に思い出したことがある!

 

ダイビングの会社の社長の名前を述べた(*^^)v

一番に名前を思い出したの家族じゃないのが父らしい……

名前は出てくるが、誰なのかはわからないらしい。

「すごく良い人です」

でも誰かはわからない…

それでも記憶が一つだけ、出てきた!

嬉しくて涙が出てくる(泣)

このままどんどん蘇ってくれ!

 

 

こんな状態な父…

ドクターは「どこにも異常がありません」

様子を見る…

頭を覚醒させる点滴を入れる!

治療法はこれしかないという(*_*;

この先、不安しかない…

 

ここまでほんの序盤!

まだ入り口のさわり!

まだまだ続く記憶喪失劇!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:+_+

誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん…②

さて、

そんなこんなで我が父がバイクに乗っていた事故で記憶喪失になってしまいました"(-""-)"

 

父がバイクに乗っていて前の車にぶつかったとのこと!

バイクも相手の車も無傷でヘルメットも無傷でどうやってぶつかったんだ??

警察の方の話だと、事故直後は正常に会話をしていたとのことで、兄に電話を自分でかけているんですよ…

 

そんな父と、病室にもどり状況を説明を!!

 

「誰ですか?」

J「娘」

「奥さん」

「…何言ってるの?やめなさい…困った困った、どうしよう」

 

そりゃそうなんだけど祖母が戸惑いが強くてパニックになり、一人で困惑( ;∀;)

 

「私は誰ですか?ここはどこですか?わかりません。わかりません。痛い」

 

ここから父に、名前や、事故にあったことなどを説明していくが理解してもらえない。

とにかく情報を入れようとすると頭を押さえて強い痛みを訴える…

 

もうこの時点で…

ドラマ?

映画?

私何かに出演してるんじゃないの??

どっきり?

なんて頭をめぐる……

「テッテレー」って誰か出てきてくれ(泣)

 

病院に入院っていう環境もあまり理解できない様子で、サンダルも洋服も自分のでないので、脱ぐ…

けれど、不思議なことに、行動や、物の名前などは認識できている。

食事の好き嫌いは変わらない

 

次の日になると、誰だかわからない私たちに向かってなんとなく笑えるようにはなった(^^)

 

私たちを看護師さんと呼ぶ!

専属の看護師さんだと思っている!

「私は大丈夫ですから他の人のところのお世話に行ってあげてください。サボってちゃ駄目ですよ!」

 

病院食が出ると、頼んでいないのにとブツブツ言ってる。

誰かが頼んだものが間違ってきていると言って食べない

色々説得し、毎食、食事を運んできてくださる方にお金を支払って食べられるようになりました!!

 

なので、いまいち環境と状況を理解しきれていない様子…

 

そして、次の日からおかしなことを言うようになってきました!!

 

 

「昨日の夜、知らないおばあさんが、迷子になってここの部屋に来たんですよ。ベットが見つからないって言うから、隣のベット空いてるって教えてあげました(#^^#)」

と得意気に!

確かに二人部屋で隣は空床だが……

「朝、看護師さんが隣のベットぐちゃぐちゃにしちゃ駄目ですよ!って怒られたんですが、私じゃないんですよ」

 

ん~こわい(笑)

 

こんな話が毎日続いていくのですが、奇妙なお話が沢山!

次回はそんな奇妙なお話をしていこうかと思います(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん①

人生色々とある中、何から話そうかな?!と振り返ってみました!

 

2016年11月4日の午後13時頃の出来事でした!!

私は人生色々あるうちの1つ(またの機会にお話します)日帰り手術をし、麻酔で吐き気とめまいがひどかったので、義父に病院から自宅へ送ってもらい我が家のベットへ…

 

そこに兄から連絡

「母の会社の電話知ってる?」

J「知らないけど、ネットで調べる?」

「親父、事故ったって」

J「はっ?それ先言ってよ!」

「じゃ病院で落ち合おう」

J「じゃ」

 

ってなわけで

 

母になんとか連絡をとり、仕事を切り上げて目眩で動けない私のもとへ!

自宅から約一時間の港区にある病院に運ばれた父の元へ行くのに、動けない私は役立たず…

旦那さんの会社に電話をし、我が家へ帰ってきてもらい、いざ3人で車に乗り病院へ!

 

到着すると、検査を終えた父と病室で再会!

普段と同じような、そうでないような…

 

「ここどこ?」

J「港区の病院」

「なんで?」

J「バイクで事故ったって」

「ふーん」

↑このやりとりをかれこれ、20回は繰り返した…

 

外傷的なのはほとんどなくて、痛がるのは頭だけ!

事故した記憶がなくなるのはよく聞くから、なんとなくケラケラとヘラヘラとしてる私(笑)

 

寝たらいつもどおりに戻ってる!というなんの脈略もない自信。

J「そんじゃ、頭痛いし早く寝なよ」

って

面会時間終わる時間に退散

 

翌日面会時間の15時に病院に行く予定にし母と別れました

 

翌朝、母から電話が!

「病院から、様子がおかしいから午前中のうちに行ったほうが良いって電話きた」

J「オッケー。すぐ行くよ!」

母を迎えに行き、父方の祖母に状況説明し、3人で病院へ!!

 

病棟階の廊下にはいると………

J「えっ!」
「えっ!?」

「えっ?」

 

向こうから歩いてくるのは痛いであろう、足をひきづりながら歩く父

 

その足には靴もサンダルもなく裸足

 

泣きながら何か叫んでる

 

「ここはどこですか?」

「誰ですか?」

「触らないでください」

「こわいです」

「助けてください」

 

 

いつからこの状況だったんだろう……

看護師さん、この状況で放置なのですか…?

 

J「私達はあなたの家族です。あなたの部屋に戻りましょう。」

 

こうして父の壮絶な記憶喪失劇が始まったのでした…

 

 

jubu~chanの自己紹介

こんにちは!!

jubu~chanです(^^♪

 

さて、ようやっと始まったjubu~chanブログライフ

スタートはやっぱり、jubu~chanって誰よ?ってことで、自己紹介からいこうかと思います!!

 

名前:jubu~chan

性別:女性

生年月日:昭和60年8月19日

年齢:33歳

出身:東京都

所在:埼玉県

職業:準会社員(こんなんあるのか…w)

 

家族構成:父母兄の4人兄弟

結婚:2014年6月1日 現夫と入籍

子供:なし(いつかやってくるかも…)

ペット:マルチーズ♂8歳(2018年8月17日に夫の実家から我が家へ)

 

趣味:読書・旅行・登山・ショッピング・

 

👆こんな感じのjubu~chan!!

 

これだけ見ると人生色々感ないなw

でも、でも…あんなことやこんなことあったな…

次回はあんなことから書き進めることにしよう!

 

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