jubu-chan’s blog

体験記 ~人生いろいろ~

誰?どこ?それって…記憶喪失じゃん⑧

2015年11月4日(水)にバイク事故によって起こった
記憶喪失劇!

 

2015年11月10日㈫

 

この日は家族が納得しないまま、決められてしまった退院日。。。

この状態で退院して、いったいどんな生活が送れるんだろうか?!

 

その事についても、散々先生と話しあった(いや、モメた)が病院側から追い出される形となった…

退院手続きに私が行くと、今度はそこでもおおモメになり、退院するまでに、手続きだけで3時間もかかってしまいました…

 

私はモヤモヤのイライラしながら、既に疲れながらも、車を運転!

 

父は前のめりになりながら、外界を楽しんでいる!

記憶がないはずなのに、道路はわかるらしい。

 

「そこを曲がると〇〇があります」

ってな感じで、地理は記憶にあるのかな?!

とてもテンション高く饒舌に得意気に話続ける父!

 

しかし、日暮里舎人ライナーが上に登場した途端!

急に黙ってしまったのです。

話しかけても、返事なし。。。

 

あれ??

どした?

 

「おかしいです。これは見たことがありません。変です。」

J日暮里・舎人ライナーじゃん。」

「ここには〇〇がありました。あそこは〇〇がありました。こんなの見たことありません。」

 

おいおい…今度はなんだ?どうゆうことだ?

 

「わかりません。違います。うぅぅ」

 

自分の知っている光景と違う風景に、パニックになり、強い頭痛をうったえて唸る父…

 

そのまま自宅のほうまで向かっていくと、父が言っている光景について祖母が気付いた!

 

「それは、あなたが子供の時に潰れた、お店!」

 

わぁお!

 

パニックになっている父をなだめながら自宅に到着

 

J「あなたの自宅ですよ!」

「違います!ここからここまでが水色の柵で出来た門でした。」

「あなたが高校生くらいの時にリフォームして変えたじゃないの。」

「ここに犬がいました。」

「いつの話しているの?」

 

もはや記憶喪失じゃないのか?

記憶は戻っているけど、タイムスリップしているのか?

 

父はわからないと、再度パニックになりながら、頭を押さえながらまた、泣き始めてしまった。。。

 

そう言えば!!

 

私!気づいてしまった!

 

なんか話し方がいまいち父っぽくなかったんだけど、小学生くらいの話し方しているんだ!

 

やっぱりタイムスリップかも!

え!んなわけあるか(笑)

 

父よ!超高速で大人に育ってくれ!

 

あっ子供に戻ってるわけじゃないのか(笑)

んー難しすぎる!

 

「ここの裏は、〇〇でした。」

「40年前の話でしょ…」

 

まだやってる…

 

J「家に入ろうよ」

「ここは私の家ではないですが、お邪魔してもいいんですか?」

J「こっちがあなたの今の家。こっちがあなたの育った家」

「よくわかりませんが、こっちから入ってみましょうか!」

 

我が家は祖母の家の隣のマンションの一階!

なので、祖母の家とは窓一枚で繋がっているような、お隣さん。

 

ひとまず、祖母の家に入って一休憩することになりました。

 

記憶喪失…?

タイムスリップ

 

んーどちらにしても今後の不安しかない…

 

早く帰ってきてくれ、正常な父よ!

 

まだまだ続く記憶喪失劇